HIFU(ハイフ)とは?
HIFU(ハイフ)とは、「高密度焦点式超音波」を意味するHigh Intensity Focused Ultrasoundの頭文字をとった略称です。超音波を高密度で皮膚の皮下組織や筋膜にまで届くように照射することでたんぱく質を凝固させます。そうすることで皮膚の内側から引き締まり、リフトアップ効果を狙います。
私たちの皮膚の深部には、SMAS筋膜と呼ばれる部分があり、この上に皮下組織・真皮・表皮が層をなしています。つまりSMAS筋膜は肌を支える土台になっているのです。HIFU(ハイフ)はこのSMAS筋膜にまで熱エネルギーを集中的に届け引き締めるので、たるみ改善やリフトアップが実現できます。狙った層にピンポイントでエネルギーを届けるため、肌へのダメージが少ないのが特長です。
HIFU(ハイフ)は韓国で大流行し、日本でも“メスを使わない次世代のフェイスリフト”として高い人気を誇っています。
ウルトラセル ジィー(ULTRAcel [zíː])とは?
ウルトラセル ジィーとは、HIFU(ハイフ)のテクノロジーを搭載した治療器です。超音波をターゲットに収束させてピンポイントで加熱し、皮膚の引き締めやリフトアップを叶えます。
ウルトラセル ジィーは、「ウルトラセル」、「ウルトラセルQ+」につぐ3代目となる最新型です。ドット照射またはリニア照射のモードで、それぞれ焦点距離を1.5mm~6mmまで設定でき、SMAS筋膜・皮下脂肪層・真皮層にアプローチが可能。部位や目的に合わせた設定での照射が可能となりました。
HIFU(ウルトラセル ジィー)の特徴は?
ウルトラセル ジィーは、日本でもっとも導入されているHIFUテクノロジー搭載の治療器「ウルトラセル」の後継として登場した、最新のモデルです。エネルギーを届ける深さや強度、モードなどを切り替えることができ、SMAS層や脂肪層、真皮など皮膚のさまざまな層にアプローチし、引き締めやリフトアップ、脂肪のボリュームダウンなどを叶えます。従来機と比較すると、照射時の痛みが少なく、治療時間も短くなりました。
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SMAS筋膜にまでアプローチして土台からリフトアップ
HIFU(ウルトラセル ジィー)は、部位や症状に合わせてエネルギーの到達深度やパワーを調整することが可能です。とくに肌のハリを保ち支えているSMAS筋膜にまでアプローチができるのが最大の魅力。高密度の超音波をピンポイントで照射できるので、そのエネルギーで熱損傷を与えることで筋膜自体がきゅっと引き締まり、肌のたるみを土台から引き上げます。
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二重アゴや頬のもたつく脂肪もすっきり&小顔を実現
ウルトラセルジィーは、照射ターゲットを脂肪層に設定すると、照射熱で脂肪細胞を溶解し、代謝によって脂肪を体外へ排出できます。また、二重アゴや頬などの分厚い脂肪にも効率的にアプローチできる設定の“リニアファーム”と呼ばれる機能を併用すれば、部分的にボリュームダウンしながらのたるみケアも可能。シャープなフェイスラインや小顔を叶えます。
脂肪溶解専用モード
“リニアファーム”リニアファームは、二重アゴやブラファットなど厚い脂肪層に効率よくアプローチするために設計された、線状照射方式によるHIFU(高密度焦点式超音波)テクノロジーを用いた治療法。脂肪溶解を目的としたリニアファームは、皮下組織(脂肪層)に対して均一かつ一度で広範囲に熱が広がる設定になっています。そのため従来のHIFU治療機よりも脂肪溶解に必要な温度での照射ができ、二重アゴや頬、ブラファット、膝上の脂肪といった局所的なボリュームダウンを求める方におすすめです。
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コラーゲンの生成を促し肌を引き締め&ハリもUP
真皮層にある繊維芽細胞は、肌のハリや弾力を保つコラーゲンなどを作り出す重要な働きがあります。ただ、紫外線や加齢などが原因で線維芽細胞の働きが衰えたり、数が減ったりすると、肌のハリや潤いが失われて緩んでしまい、たるみへとつながります。ウルトラセル ジィーの照射熱エネルギーは、コラーゲン繊維自体に働きかけて収縮させるため、施術直後でも肌の引き締め効果が実感できます。また、線維芽細胞にもアプローチし、コラーゲン生成が活性化するため、コラーゲンの新生が最長で6カ月にわたり持続します。
美肌の元となるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などを生み出すのが線維芽細胞。ウルトラセルジィーの照射熱エネルギーは、コラーゲンや繊維芽細胞にアプローチし、ハリや弾力のある肌へ導きます。
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効果はそのままに施術時間を短縮!
ウルトラセルジィーは、従来機ウルトラセルQプラスと比較すると、照射速度がアップしています。リニアファームで比較すると、1ショットあたり約0.7秒だったのが、約0.36秒に短縮。全顔400ショットの施術はたったの5分程度です。
またモード変更時にカートリッジを交換する必要がなくなり、ひとつのカートリッジで照射ができるので、その分施術時間が短くなったのもメリット。ドット筋膜にまでアプローチできるたるみ治療法の中で最も短い滞在時間でご帰宅いただけます。 -
効果が出るのに痛みを軽減し、ダウンタイムも短く
これまでのHIFUによる治療は人の感じ方や部位によっては痛みを感じることが多いとされてきました。痛みが生じる理由は、コラーゲン再生に必要なタンパク変性が始まる温度を大幅に上回る高熱で照射するため、熱感を強く感じるからだと言われています。ウルトラセルジィーなら、このタンパク変性を引き起こしはじめる温度(60℃)を少し上回る温度(63℃前後)で安定照射できるため、従来機より痛みが軽減され、麻酔なしでの施術も可能になりました。(温度のほかに照射焦点の絞り方の違いも痛みの感じ方の差に繋がっていると言われています)
またウルトラセル ジィーはSMAS筋膜への照射もピンポイントでできるため、皮膚の表面へのダメージは最低限に抑えます。一時的に痛みや赤みが生じる場合がありますが、従来機と比べるとダウンタイムも短めです。※痛みの感じ方・ダウンタイムには個人差があります。
HIFU(ウルトラセル ジィー)の効果
HIFU(ウルトラセル ジィー)は、超音波を高密度で皮膚の皮下組織や筋膜にまで届くように照射することでたんぱく質を凝固させます。そうすることで皮膚の内側から引き締まり、リフトアップ効果を狙います。
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顔全体のたるみ改善
加齢等でゆるんだSMAS筋膜にまで熱エネルギーが届き、筋膜自体がきゅっと引き締まるので、肌のたるみを土台から引き上げます。フェイスラインやほうれい線、ゴルゴライン、目元、首のシワなど、たるみが気になる部分をぐっと引き締めリフトアップします。
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二重あごを改善し小顔に
二重あごや頬のたるみなど、分厚い脂肪がついてしまったところにも、アプローチが可能。照射熱で脂肪を溶解し、気になる部分をボリュームダウンできます。
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ハリのある美肌へ
照射熱がコラーゲン生成を促し、肌のハリを取り戻し、美肌へ導きます。
本院のHIFUメニュー比較
本院では、お一人おひとりのお悩み・目的に合わせて、最適なHIFUメニューをおすすめしております。どのメニューが適しているのか分からないという方は、ぜひご相談ください。
ドット・・・点状照射
リニア・・・線状照射
HIFUドット | HIFUリニア | タイトニングHIFU | HIFUアイ | |
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目的 | 顔全体・首のたるみ改善、リフトアップ |
二重顎・頬の脂肪減少、小顔 |
タイトニング、小ジワ改善、ハリUP |
目周りの引き締めと小ジワ改善 |
モード | ドット |
リニア |
ドット |
ドット |
照射深度 | 4.5mm、3.0mm |
4.5mm、3.0mm |
2.0mm、1.5mm |
3.0mm、2.0mm |
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HIFUの照射位置
HIFUドットは全顔、HIFUリニアは顎下・頬(フェイスライン)に照射が可能です。
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タイトニングHIFUの照射位置
頬、目元、こめかみ、額に照射が可能です。
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HIFUアイの照射位置
目元+こめかみ+額+眉間に照射が可能です。